2014年3月17日月曜日

「BitSummit2014」で遊んだ期待の新作を気ままに紹介

BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-
日時:2014年3月7日-9日
会場:みやこめっせ


そうだ 京都、行こう。
というわけで、京都で行われたBitSummitに遊びに行って早一週間が経ちました。旅行慣れしてないせいかヘトヘトになってしまいましたが、単純に面白いゲームを見たり遊べたので良い刺激になったし楽しかったなあ、という印象です。

ちなみに会社のお金で行ったので、もちろん、働いてもいたのです。普段しゃべらない分、説明のためしゃべり過ぎたのか喉がガラガラになってしまいましたよ。来年はのど飴を持参します。

BitSummit MMXIV: Sound + Vision, Kyoto Indie Game Festival

リリース済みの気になるアプリはアプリ学園さんで記事にしてしまったので、ブログでは気になった新作を気ままに紹介します。

時は、大インディーゲーム時代!「BitSummit 2014」で気になったゲームアプリを紹介!

・Rayarkの新作アクションゲーム『Implosion』が気になり過ぎる!

Rayarkといえば『Cytus』や『Deemo』でおなじみの台湾のゲームメーカー。どちらの作品もすごい好きで、個人的ベストオブiPhoneアプリランキングTOP10は固いです。そんなRayarkがアクションゲームを作ってることは知ってたのですが、BitSummitで実際に遊んでみて驚きました。超がつくほど面白そうで!

この興奮を伝えるため動画を撮ってみたので、まずはご覧ください。



遊んでみた感じ操作性も快適で、何よりスピード感あるアクションが気持ちよかったです。早く遊んでみたいけど、iPhoneで遊ぶよりタブレットで遊んだ方がより楽しめそうだなあ、とは感じました。ゲーム遊ぶ用にそろそろタブレット欲しい……。

IMPLOSION│Next-Gen 3D Action Game on Mobile Device

・あの『ファタモルガーナの館』がついにiPhoneでも遊べる!?



『ファタモルガーナの館』といえば、知る人ぞ知るPCノベルゲームの大作。全8章からなる西洋浪漫サスペンスホラーは、見る者を否応なく引きつけます。シナリオ、音楽、絵、どれをとっても迫力があり、なんというか、命を賭けて作った感が漂う作品です。

そんな『ファタモルガーナの館』のノベルスフィア版が出るんだとか。つまり、どういうことかというと……。ファタモルがiPhoneでも遊べる時代が来たということですよ。PCゲームって意外とプレイする時間が取れないけどスマフォなら、という人もチャンスです。

ファタモルガーナの館 - Novectacle ノベクタクル -

・街作り要素とアナログボードゲームの融合『街コロ』が楽しみ!



ブログではあまりレビューしてないけど、アナログなボードゲームが好きだったりします。『ドミニオン』系はいつかじっくり時間をかけてまとめたいなと思いつつ、とにかくBitSummitで個人的に気になったのが『街コロ』です。

Tiny Tower』ライクな街作りの要素と、アナログボードゲームの『街コロ』を組み合わせたiPhoneアプリ。「チュートリアルが長いんですよー」と言われながら説明を受けたけど、上手くハマればとっても面白そうな予感がしたアプリでした。ノーマークだったけどかなり気になったで賞、を個人的にあげたいくらいです。リリースが楽しみ。

iOSアプリ『街コロ』公式サイト

・アクション好きとして『忍ズバ』も気になる、イラスト可愛いし!



まだモックという感じだったのでゲーム自体の評価は難しかったけど、『忍ズバ』というアクションゲームも可愛くて気になりました。ランゲーム要素のある横スクロールアクションゲームで、キャラも可愛いし手触りが良くなってくれば面白そう。

という感じに、ざっくりと気になるアプリを紹介しましたが、アプリに限らず面白そうなゲームがたくさんあったのが印象です。インディーゲームという括りであってもそうでなくても、面白いゲームが色々出てくる世界になればゲーマーとして嬉しいし、せっかくだから自分もその手伝いができるようになりたい。そんなことを考えた、素敵なイベントでした。来年も行きたい。

イベント詳細:
BitSummit MMXIV: Sound + Vision, Kyoto Indie Game Festival

2014年3月5日水曜日

『Tiny Goalie』スーパーグレートゴールキーパーに俺はなる!

Tiny Goalie(iTunes 基本無料)
開発:Jonasson Lochner

スーパーグレートゴールキーパーこと、『キャプテン翼』の若林くんに憧れたときもありました。というわけで、今日紹介するのはこれぞカジュアルゲームって趣きの『Tiny Goalie』です。ほどほどの難易度で中毒性があり、海外のメディアだとレビュー評価高いです。


可愛らしい感じのドット絵でほがらかです。


ゴールキーパーの操作は指を画面に置いてのスライド操作。サッカーボールはがっつりキャッチして、ときおり飛んでくる赤いボトルは華麗にかわします。一度でもサッカーボールをキャッチできなかったり、赤いボトルに当たったらゲームオーバーです。


サッカーボールが飛んできた! 場合はキャッチ。


赤いボトルが飛んできた! 場合はスルー。


最初はそれほど難しくないんですが、後半になるにつれて難易度高くなってきます。『Flappy Bird』や『Dungeon Escape II』ほど理不尽な感じじゃないので、なんだか余計に悔しくなるタイプです。小一時間がんばって、やっとメダルが獲得できた。

なんやかんやハマったし面白いので、気になるかたは是非。

アプリリンク:
Tiny Goalie(iTunes 基本無料)

2014年3月2日日曜日

『Dungeon Escape II』という理不尽なランゲームからゲームの難易度について考えてみる

Dungeon Escape II(iTunes 基本無料)
開発:Cape of Good Games

ゲームキャストさんで紹介してた『Dungeon Escape II』という理不尽な難易度のランゲームをやってみたので、感想がてら色々と書いてみる。

【参考】
またクソゲーにハマってしまった…君は歩いて10mで死ぬランゲームを遊べるか。 - iPhoneゲーマーな日々


ここまでならよくあるバタ臭い海外ゲームな雰囲気だけど……。


ゲーム画面が暗い! 画像だとよくわからないが、このまま進むと……。


落ちて死ぬ。
なので、タイミングよく上にスワイプしてジャンプする必要がある。ジャンプの反応もモッサリしてるので、タイミングには慣れが必要だ。


お、そこそこ明るいところに金塊が。


上から槍が降ってきて死ぬ。
これはかなり初見殺しで、この理不尽さが次第に癖になる。かもしれないし、イライラしてすぐに遊びたくなくなるかもしれない。


松明があるところはそこそこ明るい。意気揚々と走ってると……。


案の定トラップが発動する。


見えづらいが障害物があるので、下方向にスワイプしてスライディングしないとこれも死ぬ。基本的にスペランカーよろしく貧弱なプレイヤーキャラなので、すぐに死ぬ。


足元の障害物はジャンプでかわす。段差が見えづらいとき、コインの軌跡を見ると「ああ、あそこジャンプしなきゃだな」というのがわかりやすかったりする。


これも見えづらいが、タルが階段を転がってくる。ジャンプでかわせなくもないが、無難に避けたほうが安定する。金塊がある通路はトラップが仕掛けられているケースも多いので、何度も死んでパターンを覚えていく他ない。


曲がり角ではまがる方向にスワイプ。薄暗くて見えづらい場面も多いので、常に気を抜けない。


これもかなりの初見殺し。下水道のようなコースで凹んでいる場所には、回転ノコギリのようなトラップが仕掛けられていることが。金塊に目がくらむとロクなことがない。


これは初見殺しというか、最初どうやって進めばいいのかわからなかった。右にも左にも上にも行けず、ただ目の前にバリケードがあるのである。


困ったときはゲーム内を隈なく探す。というわけで、ロード画面で「HOLD YOUR FINGER DOWN TO BREAK THROUGH BARRICADES」という文言に気づく。試しにバリケードを突破できないか、ホールドしてみると……。


盾を構えてバリケード突破できた! が、困ったことにこのポーズをとると他の操作を受け付けなくなってしまい、バリケードを突破した瞬間に死ぬ。バリケードを突破しつつ操作受け付けた時もあった気がするが、上手く再現できないので詳細は謎だ。


なんやかんやでハマってしまい、移動中などポチポチやっていたらスコアがだいぶ伸びた。意外と覚えゲー要素が強く、トラップのパターンをしっかり覚えて対応すればスコアは少しずつ伸びていく。

スマートフォンゲームの難易度について個人的所感

ランゲームは元から好きで色々遊ぶのだが、最近のランゲームはやたらチュートリアルが丁寧過ぎて、難易度も物足りない、というか難しくなるまでに時間がかかり過ぎるのが気になっていた。IPものランゲームが大手から続々リリースされ始めたから特にそういう印象なのかもしれない。ステージクリア型はいいのだが、テンポが悪くなると気になってしまう。

このまえレビューした『Flappy Bird』もそうだが、突き放した難易度のゲームになぜハマるのか。それは、難しいからこそ1プレイのサイクルが短く、繰り返し遊ぶのに適しているからだ、と個人的には感じている。アーケードゲームの難易度設計みたいに、2面から難しくなるとかでもいいかもしれない。

難易度が低く、いつまでもゲームオーバーにならないで遊ぶことができるゲームってのも、もちろん需要はあるし自分も遊びたくなるけど、スマートフォンで遊ぶ分には高難易度であっという間に死んでしまうゲームはありなのかなあ、と感じた。

腰を据えて遊ぶゲームは、それはそれで楽しいし、据え置きに限らずスマートフォンでもガッツリしたゲームが出るのは面白いと思うけど、1プレイのサイクルを半強制的に短くできる高難易度、ってのもカジュアルなアクションゲームだと時に必要なのかな、と考えたことを徒然と書いてみた。

アプリリンク:
Dungeon Escape II(iTunes 基本無料)