2014年3月2日日曜日

『Dungeon Escape II』という理不尽なランゲームからゲームの難易度について考えてみる

Dungeon Escape II(iTunes 基本無料)
開発:Cape of Good Games

ゲームキャストさんで紹介してた『Dungeon Escape II』という理不尽な難易度のランゲームをやってみたので、感想がてら色々と書いてみる。

【参考】
またクソゲーにハマってしまった…君は歩いて10mで死ぬランゲームを遊べるか。 - iPhoneゲーマーな日々


ここまでならよくあるバタ臭い海外ゲームな雰囲気だけど……。


ゲーム画面が暗い! 画像だとよくわからないが、このまま進むと……。


落ちて死ぬ。
なので、タイミングよく上にスワイプしてジャンプする必要がある。ジャンプの反応もモッサリしてるので、タイミングには慣れが必要だ。


お、そこそこ明るいところに金塊が。


上から槍が降ってきて死ぬ。
これはかなり初見殺しで、この理不尽さが次第に癖になる。かもしれないし、イライラしてすぐに遊びたくなくなるかもしれない。


松明があるところはそこそこ明るい。意気揚々と走ってると……。


案の定トラップが発動する。


見えづらいが障害物があるので、下方向にスワイプしてスライディングしないとこれも死ぬ。基本的にスペランカーよろしく貧弱なプレイヤーキャラなので、すぐに死ぬ。


足元の障害物はジャンプでかわす。段差が見えづらいとき、コインの軌跡を見ると「ああ、あそこジャンプしなきゃだな」というのがわかりやすかったりする。


これも見えづらいが、タルが階段を転がってくる。ジャンプでかわせなくもないが、無難に避けたほうが安定する。金塊がある通路はトラップが仕掛けられているケースも多いので、何度も死んでパターンを覚えていく他ない。


曲がり角ではまがる方向にスワイプ。薄暗くて見えづらい場面も多いので、常に気を抜けない。


これもかなりの初見殺し。下水道のようなコースで凹んでいる場所には、回転ノコギリのようなトラップが仕掛けられていることが。金塊に目がくらむとロクなことがない。


これは初見殺しというか、最初どうやって進めばいいのかわからなかった。右にも左にも上にも行けず、ただ目の前にバリケードがあるのである。


困ったときはゲーム内を隈なく探す。というわけで、ロード画面で「HOLD YOUR FINGER DOWN TO BREAK THROUGH BARRICADES」という文言に気づく。試しにバリケードを突破できないか、ホールドしてみると……。


盾を構えてバリケード突破できた! が、困ったことにこのポーズをとると他の操作を受け付けなくなってしまい、バリケードを突破した瞬間に死ぬ。バリケードを突破しつつ操作受け付けた時もあった気がするが、上手く再現できないので詳細は謎だ。


なんやかんやでハマってしまい、移動中などポチポチやっていたらスコアがだいぶ伸びた。意外と覚えゲー要素が強く、トラップのパターンをしっかり覚えて対応すればスコアは少しずつ伸びていく。

スマートフォンゲームの難易度について個人的所感

ランゲームは元から好きで色々遊ぶのだが、最近のランゲームはやたらチュートリアルが丁寧過ぎて、難易度も物足りない、というか難しくなるまでに時間がかかり過ぎるのが気になっていた。IPものランゲームが大手から続々リリースされ始めたから特にそういう印象なのかもしれない。ステージクリア型はいいのだが、テンポが悪くなると気になってしまう。

このまえレビューした『Flappy Bird』もそうだが、突き放した難易度のゲームになぜハマるのか。それは、難しいからこそ1プレイのサイクルが短く、繰り返し遊ぶのに適しているからだ、と個人的には感じている。アーケードゲームの難易度設計みたいに、2面から難しくなるとかでもいいかもしれない。

難易度が低く、いつまでもゲームオーバーにならないで遊ぶことができるゲームってのも、もちろん需要はあるし自分も遊びたくなるけど、スマートフォンで遊ぶ分には高難易度であっという間に死んでしまうゲームはありなのかなあ、と感じた。

腰を据えて遊ぶゲームは、それはそれで楽しいし、据え置きに限らずスマートフォンでもガッツリしたゲームが出るのは面白いと思うけど、1プレイのサイクルを半強制的に短くできる高難易度、ってのもカジュアルなアクションゲームだと時に必要なのかな、と考えたことを徒然と書いてみた。

アプリリンク:
Dungeon Escape II(iTunes 基本無料)

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