2013年9月4日水曜日

『パ・リーグのやぼう2013』うっかりハマれる放置ゲーム

パ・リーグのやぼう2013(iTunes 基本無料)
開発:Pacific League Marketing Corporation



パワプロのサクセスモードに明け暮れた、学生時代の夏休み。ダイジョーブ博士のダイジョーブじゃない感じは、うっかりすると夏休みすべてを費やす中毒プレイに陥る。開発者側の「これで1年遊んでね、来年新しいのまた出るからね」という意向に、まんまとハマった学生時代だった。さて、パワプロを遊んだことないひとも、そもそも野球よく知らないけど暇つぶししたいひとにオススメしたいのが、今日紹介する『パ・リーグのやぼう2013』だ。



ゲームとしては『ぐんまのやぼう』と通じる部分が多い。時間経過でワサワサ出てくる選手を集めて、自チームの戦力を整えることが基本となる。指でスーッとスワイプすれば選手を集められるので、ちょっとしたスキマ時間に起動して自チームの戦力を強化することができる。



タップして集めた選手は、それぞれポジションを持っている。9つのポジションをすべて集めると試合ができるようになる、というのが本家『ぐんまのやぼう』と差別化された野球要素だ。上記の画面の状態だったら、ライトが8人しかいないので計8回試合ができる。メンバーがひとりでも揃わないと、試合ができないのである。これが『逆境ナイン』だったら……。



自チームに隣接する都道府県を選択すれば、自動的に試合が始まる。試合はスコアボード表示のみとなるが、試合結果にある程度運要素も絡んでいて、なかなか燃える演出だと個人的に感じた。試合を重ねることで経験値を入手でき、自チームのレベルを上げることができる。相手チーム名はパ・リーグ以外は架空のものとなるが、「新潟コシヒカリライス」や「京都オイデヤス」などシュールなネーミングが多く面白い。



試合では経験値以外にも「BFP=Baseball Fan Point」というポイントがもらえる。このポイントを使うことで、野球カードをコレクションする要素もある。カードは「隠し球」「敗戦処理」など野球用語から、各球団のマスコットキャラがレアカードなどが存在する。

パ・リーグ、強いては野球の普及目的もあると思われるので仕方ないかもしれないが、野球カードのラインナップは既に野球を知っているひとにはやや退屈なのが気になる。せめてイラストのバリエーションがあれば良かったが、使い回しが多いのも惜しい。「試合」演出など放置ゲームとして新しい要素もあるので、放置ゲーム好きなひと、あるいは「パ・リーグと聞いたら黙っていられないぜ!」なひとには迷わずオススメできるアプリだ。

アプリリンク:
パ・リーグのやぼう2013(iTunes 基本無料)

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