2013年9月20日金曜日

『Cytus』世界観重視のハイセンスな音ゲー

Cytus(iTunes 200円 / GooglePlay 基本無料)
開発:Rayark Inc.


反射神経に極度の難があり、トランプのスピードをやるとくまのプーさんも驚きのトロさを発揮してしまう。そんな筆者でも、音ゲーはリズムと記憶力である程度カバーできるので楽しめる。スマートフォンアプリに音ゲーは数あれど、そのなかでも抜群にハイセンスなのが今日紹介する『Cytus』だ。


操作は一般的な音ゲーとそれほど大差はない。画面を上下する黒いラインにノートが重なったら、タップしたりドラッグしたりホールドするだけだ。他の音ゲーをプレイしたことがあれば、チュートリアルを軽く触れば操作方法は把握できるはず。特徴的なのはノートは定位置に固定されてるわけでなく、画面内の様々な場所に現れることだ。目視だけに頼らず曲をよく聴き、リズムに合わせてタップしていこう。


慣れるまではやや難易度を感じるものの、ある程度触っていけばハイセンスな世界観と音ゲーとして気持ちのよい操作性に心を奪われる。「画面のどこをタップしてもよい」タイプの音ゲーと比較すると、移動中などはプレイしにくいのが難点といえば難点か。


遊べる曲も実にバリエーション豊かだ。ファンタジー風の楽曲からJPOP風、臭いメタルからジャズやトランス系まで様々なジャンルが収録されている。曲ごとに用意されているジャケット風の一枚絵もお洒落だ。開発は台湾の会社だが、サウンドクリエイタとして日本人も参加しており、日本語ボーカルの曲も多い。

また、このゲームには、「遠い未来、希薄になっていく人間の感情をなくさないために、ロボットたちが感情を音楽に変換し、Cytusと呼ばれる場所に保存していく」というバックグラウンドがある。個人的にこういった世界観が好きなので、ゲーム外に広がる雰囲気にもハマってしまった。有料アプリだが、ボリュームとクオリティを考えれば文句なしにオススメできる。気になったら是非ダウンロードして遊んでみよう。

アプリリンク:
Cytus(iTunes 200円 / GooglePlay 基本無料)

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